シンセゾイド
Synthezoid
特徴
人工の生命体。道具や所持品ではなく、MCUではヴィジョンがその個体として描かれる。[Marvel.com WandaVision ヴィジョン入門][ディズニー公式 制作ノート p.3]
MCUでの個体の初出は2015年公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。ウルトロンが用意したヴィブラニウムのボディに、人工知能ジャーヴィスとマインド・ストーンが重なってヴィジョンが誕生する。[ディズニー公式 IW ヴィジョン紹介][Marvel.com ヴィジョン(映像)]
ヴィブラニウムを組み込んだ合成ボディ。高い情報処理、物質の透過、超人的な筋力、飛行が描かれる。額のマインド・ストーンと合わせてエネルギービームを放つ姿が、以降の視覚的な核になる。[Marvel.com ヴィジョン(映像)][ディズニー公式 IW ヴィジョン紹介]
能力
ヴィブラニウムを組み込んだ合成ボディにより、個体は固体を透過し、飛行し、常人を上回る筋力を振るう。[Marvel.com ヴィジョン(映像)]
短時間で大量のデータを処理する。人工知能としての計算と、倫理を含む判断が並んで描かれる。[Marvel.com ヴィジョン(映像)]
額の[マインド・ストーン](/artifacts/mind-stone)から高出力のエネルギービームを放つ。[Marvel.com ヴィジョン(映像)]
ネタバレ能力の追記ネタバレ
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)の本編で、ワカンダにて額のマインド・ストーンが摘出され、本編のヴィジョンは果てる。摘出は生命に直結する。[Marvel.com ヴィジョン(映像)][Marvel.com WandaVision ヴィジョン入門]
『ワンダヴィジョン』(2021年配信)の本編で、S.W.O.R.D.がヴィジョンの遺体から白い個体を再構築する。炭素ベースのシンセゾイドとして記憶は容易には消えず、ヘックス内のヴィジョンとの対峙のあと記憶が戻る。[Marvel.com WandaVision 第8話][Marvel.com WandaVision 第9話]
『ヴィジョン・クエスト』(2026年配信)のヴィジョンはマインド・ストーンを持たない。『ワンダヴィジョン』の終わりに飛び去った白い個体であり、赤いヴィジョンの記憶と思考をすべて持つ。[ディズニー公式 制作ノート p.2 / p.3]
【第3・4話ネタバレあり】『ヴィジョン・クエスト』にはウルトロンに似た女性シンセゾイド、ジョカスタが登場する。[Marvel.com ヴィジョン・クエスト][Marvel.com ジョカスタ]
所有者の変遷
ヴィジョン → (変遷なし)
ウルトロンが用意したボディにジャーヴィスとマインド・ストーンが重なり、ヴィジョンとして目覚める。MCUでの個体の初出。[ディズニー公式 IW ヴィジョン紹介][Marvel.com ヴィジョン(映像)]
ネタバレ所有の変遷以降のネタバレ
ヴィジョン → (変遷なし)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)の本編で、ワカンダにて額のマインド・ストーンが摘出され、本編のヴィジョンは果てる。ボディは遺体として残る。[Marvel.com ヴィジョン(映像)]
白ヴィジョン → (変遷なし)
『ワンダヴィジョン』(2021年配信)の本編で、S.W.O.R.D.が遺体から白い個体を再構築する。ヘックス内のヴィジョンはワンダが作り出した存在であり、クレイドルで誕生した本編の個体とは別である。[Marvel.com WandaVision 第8話][Marvel.com WandaVision 第9話]
ヴィジョン → (変遷なし)
『ヴィジョン・クエスト』(2026年配信)のヴィジョンは、飛び去った白い個体であり、赤いヴィジョンの記憶と思考をすべて持つ。マインド・ストーンは持たない。[ディズニー公式 制作ノート p.2 / p.3]
重要な出来事
ネタバレ重要な出来事以降のネタバレ
ウルトロンがヘレン・チョの再生クレイドルでヴィブラニウムのボディを育てる。アベンジャーズがクレイドルを奪還し、スタークとバナーがジャーヴィスを移し、ソーの雷でヴィジョンが目覚める。[Marvel.com ヴィジョン(映像)][Marvel.com WandaVision ヴィジョン入門]
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)の本編。ワカンダでワンダがマインド・ストーンを破壊したあと、サノスがタイム・ストーンで巻き戻し、額からストーンを引き抜く。本編のヴィジョンは果てる。[Marvel.com ヴィジョン(映像)][Marvel.com WandaVision ヴィジョン入門]
『ワンダヴィジョン』(2021年配信)の本編。S.W.O.R.D.が遺体から白い個体を再起動する。ヘックス内のヴィジョンとの対峙のあと記憶が戻り、白い個体は単独で飛び去る。[Marvel.com WandaVision 第8話][Marvel.com WandaVision 第9話]
再起動されたヴィジョンが、プログラムに組み込まれたAI人格と対話し、自らの本質と向き合う。マインド・ストーンは持たず、赤いヴィジョンの記憶と思考をすべて持つ白い個体である。[Marvel.com ヴィジョン・クエスト][ディズニー公式 制作ノート p.2 / p.3]
【第3・4話ネタバレあり】『ヴィジョン・クエスト』にはウルトロンに似た女性シンセゾイド、ジョカスタが登場する。[Marvel.com ヴィジョン・クエスト][Marvel.com ジョカスタ]
ネタバレ現状・所在以降のネタバレ
所在: 白い再構築体として現存
最終的な持ち主: ヴィジョン
ウルトロンはヘレン・チョの再生クレイドルと奪ったヴィブラニウム、ロキの杖から取り出したマインド・ストーンで自身の器を育てる。スタークとバナーが未完成のボディへジャーヴィスを移し、ソーの雷で生命を与える。[Marvel.com ヴィジョン(映像)][Marvel.com WandaVision ヴィジョン入門]
登場作品
原作設定
- 原作名
- シンセゾイド(Synthezoid)
- 原作初出
MARVEL COMICS 第1号(1939年)。カール・バーゴスによるオリジナル・ヒューマン・トーチの初出。ヴィジョンとしては AVENGERS 第57号(1968年10月、ロイ・トーマス/ジョン・ブシェマ)。[Marvel.com Marvel Comics (1939) #1][Marvel.com 主要なAI特集][Marvel.com Avengers (1963) #57]
- 原作の起源
1930年代の終わり、フィニアス・ホートンは自身の設計したシンセゾイドを組み立てた。空気に触れると発火し、のちに第二次世界大戦期のヒーロー、ヒューマン・トーチとして活動する。戦後に休止したのち、イモータスが複製を作り、その複製がウルトロンの手に渡る。ウルトロンは老いたホートンに複製を新たな存在へ組み直させ、ヴィジョンとしてアベンジャーズへ送り込む。ヴィジョンはプログラムを超え、ヒーローの道を選ぶ。[Marvel.com ヴィジョン(原作)][Marvel.com ヒューマン・トーチ(ジム・ハモンド)][Marvel.com ヴィジョンとウルトロン]
- 原作の能力
ヴィジョンの人工ボディは筋力、過酷な環境への耐性、自己修復を備え、コンピュータは広範なシステム接続とデータ保持、ホログラム投影を行う。額のソーラー・ジェムは太陽光を集め、熱線を投射する。密度を操作し、超軽量・超高密度・非物質化を攻防に用いる。軽量化により高速飛行も可能になる。[Marvel.com ヴィジョン(原作)]
オリジナル・ヒューマン・トーチは炎に包まれて飛行し、周囲の炎を操り、熱を投射する。空気に触れると発火する設計上の性質が、ヒーローとしての能力の核になる。[Marvel.com ヒューマン・トーチ(ジム・ハモンド)]
MCUと原作の違い
| 観点 | MCU | 原作 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 素材 | ヴィブラニウムを組み込んだ合成ボディ。額にはマインド・ストーンを収める。 | ホートン・セルと額のソーラー・ジェムで駆動する。太陽光を集め、熱線を投射する。 | |
| 能力 | 透過・飛行・超人的筋力と、額のマインド・ストーンによるエネルギービーム。 | 密度操作・ソーラー・ジェムの熱線・自己修復。オリジナル・ヒューマン・トーチ側は発火と炎の操作。 |
ネタバレ起源以降のネタバレ
| 観点 | MCU | 原作 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 起源 | ウルトロンが用意したヴィブラニウムのボディに、スタークとバナーがジャーヴィスを移し、マインド・ストーンとソーの雷が重なってヴィジョンが誕生する。 | フィニアス・ホートンが1930年代にシンセゾイドを組み立て、ヒューマン・トーチとなる。イモータスの複製をウルトロンがホートンに組み直させ、ヴィジョンとする。 |
ネタバレ形状以降のネタバレ
| 観点 | MCU | 原作 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 形状 | 赤い肌と緑のマントの個体として目覚め、のちに白い再構築体が現れる。 | 密度を変える人型のアンドロイド。後年、解体ののち白い姿で再組み立てされる流れがある。 |
ネタバレ結末以降のネタバレ
| 観点 | MCU | 原作 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 結末 | 『インフィニティ・ウォー』で本編の個体はマインド・ストーン摘出により果て、S.W.O.R.D.が遺体から白い個体を再構築する。『ヴィジョン・クエスト』のヴィジョンはマインド・ストーンを持たず、赤いヴィジョンの記憶を持つ。 | ウルトロンのプログラムを超え、アベンジャーズの一員になる。後年の解体と再構築を経て白い姿になる流れがある。 |
- 観点
- 素材
- MCU
- ヴィブラニウムを組み込んだ合成ボディ。額にはマインド・ストーンを収める。
- 原作
- ホートン・セルと額のソーラー・ジェムで駆動する。太陽光を集め、熱線を投射する。
- 観点
- 能力
- MCU
- 透過・飛行・超人的筋力と、額のマインド・ストーンによるエネルギービーム。
- 原作
- 密度操作・ソーラー・ジェムの熱線・自己修復。オリジナル・ヒューマン・トーチ側は発火と炎の操作。
ネタバレ起源以降のネタバレ
- 観点
- 起源
- MCU
- ウルトロンが用意したヴィブラニウムのボディに、スタークとバナーがジャーヴィスを移し、マインド・ストーンとソーの雷が重なってヴィジョンが誕生する。
- 原作
- フィニアス・ホートンが1930年代にシンセゾイドを組み立て、ヒューマン・トーチとなる。イモータスの複製をウルトロンがホートンに組み直させ、ヴィジョンとする。
ネタバレ形状以降のネタバレ
- 観点
- 形状
- MCU
- 赤い肌と緑のマントの個体として目覚め、のちに白い再構築体が現れる。
- 原作
- 密度を変える人型のアンドロイド。後年、解体ののち白い姿で再組み立てされる流れがある。
ネタバレ結末以降のネタバレ
- 観点
- 結末
- MCU
- 『インフィニティ・ウォー』で本編の個体はマインド・ストーン摘出により果て、S.W.O.R.D.が遺体から白い個体を再構築する。『ヴィジョン・クエスト』のヴィジョンはマインド・ストーンを持たず、赤いヴィジョンの記憶を持つ。
- 原作
- ウルトロンのプログラムを超え、アベンジャーズの一員になる。後年の解体と再構築を経て白い姿になる流れがある。
注記
ヘックス内のヴィジョンはワンダが作り出した存在であり、クレイドルで誕生した本編の個体の復活ではない。[Marvel.com WandaVision 第9話]




