アダマンチウム
Adamantium
特徴
超金属。ワカンダ産のヴィブラニウムとは別物である。装置でも円盾でもない。映像では、ウルヴァリンの骨格と爪へ結合した分がある。公式トレーラーでは、国際対立の対象となる資源として名が出る。アークリアクターのような動力装置ではない。[ディズニー公式 ウルヴァリンとアダマンチウム][Marvel.com アダマンチウム史][Rotten Tomatoes Trailers 転載(Get Tickets Now。アダマンチウムの台詞)]
マーベル・スタジオ作品では、公開順で先に『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年)のウルヴァリン(ローガン)が結合済みの爪を振る。続く『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の公式トレーラーでは、ロス大統領がアダマンチウムが各国を対立させたと語る。FOX版『X-MEN』系列の爪・骨格は別宇宙の映像である。[ディズニー公式 ウルヴァリンとアダマンチウム][Rotten Tomatoes Trailers 転載(Get Tickets Now。アダマンチウムの台詞)][ディズニー公式 ブレイブ・ニュー・ワールド]
ヴィブラニウムは衝撃を吸収する天然資源である。アダマンチウムは別の性質で、硬化後にほぼ変形しない。二次では、ヴィブラニウムを上回る強度・耐久の不壊の金属とされる。原作公式も硬化後はほぼ破壊不能とする。MCUの円盾はヴィブラニウム製であり、原作のプロト・アダマンチウム盾とは一致しない。不壊の対比をMCU本編の公式書面で定義したページはない。[Marvel.com アダマンチウム史][Marvel.com キャプテン・アメリカの盾][シネマトゥデイ(次点・不壊の対比)]
ネイト・ムーアはEWで、BNWのアダマンチウムを『エターナルズ』のティアマット(セレスティアル・アイランド)由来だと語る。ワカンダ一国の独占ではなく、島の資源を囲む各国の利権と国際サミットが争奪の軸、という整理は二次にも多い。Marvel.com とディズニー公式の作品ページに、この由来もサミット名もない。[EW ネイト・ムーア(ティアマット起源)][シネマトゥデイ(次点・セレスティアル島)][THE RIVER(次点・アイランド・サミット)][Marvel.com Brave New World(固有名なし)][ディズニー公式 ブレイブ・ニュー・ワールド(固有名なし)]
能力
硬化すると極めて高い硬度を持つ。ウルヴァリンは改造手術で全身の骨へ移植され、超金属に覆われた3本の爪を両拳から出して戦う。切れ味と耐久が用途であり、衝撃を吸収して撃ち返す性質はヴィブラニウム側。[ディズニー公式 ウルヴァリンとアダマンチウム][Marvel.com ウルヴァリンのアダマンチウム骨格]
「絶対に壊れない」は通説に近い。原作公式では、硬化後はほぼ破壊不能だが分子再配列装置や南極ヴィブラニウム、一部の強力な力には弱い。二次ではヴィブラニウムを上回る不壊とされる。MCU本編は硬度の例外条件を公式の書面で定義しない。[Marvel.com アダマンチウム史][Marvel.com Adamantium][シネマトゥデイ(次点・不壊の対比)]
原作公式では、樹脂を1500°Fで合わせてごく短時間だけ成形できる。1500°Fは約816℃である。日本語二次では850℃と書かれることがある。精製した固体が発熱するというMCU側の説明は、Marvel.com / ディズニー公式にはない。[Marvel.com Adamantium(1500°F)]
ネタバレ能力の追記ネタバレ
『デッドプール&ウルヴァリン』冒頭で掘り出される遺骨は、死んだローガン(Earth-10005)のアダマンチウム製骨格である。画面に出る。ウェイドはこれを武器にする。共闘する生存個体の骨格とは別である。[ディズニー公式 デッドプール&ウルヴァリン]
所有者の変遷
ウルヴァリン(ローガン) → (変遷なし)
ウルヴァリンが結合済みのアダマンチウムの爪を振るう。MCU作品での公開順の初出。個体としての金属塊が持ち主を変える描写はない。[ディズニー公式 デッドプール&ウルヴァリン][ディズニー公式 ウルヴァリンとアダマンチウム]
単一の所持者は示されない → サディアス・ロス/サム・ウィルソン
公式トレーラーでロス大統領が、アダマンチウムが各国を対立させたと語る。二次ではセレスティアル・アイランドの採掘権を囲む争奪として整理される。金属塊の持ち主が一人から別の一人へ移る描写ではない。島名・サミット名は公式の書面では確認できない。[Rotten Tomatoes Trailers 転載(Get Tickets Now。アダマンチウムの台詞)][ディズニー公式 ブレイブ・ニュー・ワールド]
重要な出来事
ウルヴァリンの結合済みの爪が、マーベル・スタジオ作品の画面で使われる。公開順でのMCU初出。[ディズニー公式 デッドプール&ウルヴァリン]
公式トレーラーでロス大統領が、アダマンチウムが各国を対立させたと語る。二次ではセレスティアル・アイランドの採掘権と国際サミットとして整理される。Marvel.com とディズニー公式のあらすじは固有名を出さない。島名・サミット名は公式の書面では確認できない。[Rotten Tomatoes Trailers 転載(Get Tickets Now。アダマンチウムの台詞)][Marvel.com Brave New World(固有名なし)][ディズニー公式 ブレイブ・ニュー・ワールド(固有名なし)][THE RIVER(次点・アイランド・サミット)][シネマトゥデイ(次点・セレスティアル島)]
ネタバレ現状・所在以降のネタバレ
所在: ウルヴァリンの骨格、および国際対立の対象(二次ではセレスティアル・アイランド)
最終的な持ち主: 用途が分かれる(結合分と、国際対立の対象。単一の備蓄としては示されない)
FOX版『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は、ローガンがウェポンX計画で改造手術を受け、生物兵器として覚醒する経緯を描く。『デッドプール&ウルヴァリン』でウェイドが連れていく先は、自分の宇宙(Earth-10005)と虚無である。本流(616)ではない。製法の再現は示さない。[ディズニー公式 ウルヴァリンとアダマンチウム]
登場作品
原作設定
- 原作名
- アダマンチウム(Adamantium)
- 原作初出
Avengers 第66号(1969年7月)。ウルトロンが盗んだアダマンチウムで新しいボディを作らせる話が、金属の初出として公式史に置かれる。[Marvel.com アダマンチウム史][Marvel.com Avengers #66]
- 原作の起源
第二次大戦中、マイロン・マクレインがヴィブラニウムと鋼を結合させ、再現不能のプロト・アダマンチウム(キャップの盾)を得る。ヴィブラニウムなしで近づけた結果がトゥルー・アダマンチウム。[Marvel.com アダマンチウム史][Marvel.com Adamantium]
- 原作の能力
液状の短い時間だけ成形でき、硬化後はほぼ破壊不能。分子再配列装置で形を変えられる。南極ヴィブラニウムはこれを分解しうる。[Marvel.com アダマンチウム史][Marvel.com Adamantium]
ウェポンXがローガンの骨格と骨の爪を被覆する。治癒因子との相互作用でベータ・アダマンチウムと呼ばれる状態になる、という説明がある。[Marvel.com ウルヴァリンのアダマンチウム骨格]
MCUと原作の違い
| 観点 | MCU | 原作 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 起源 | 製法と発明者の公式Web解説は薄い。公式トレーラーは国際対立の資源として名を出す。EWのネイト・ムーアはティアマット(セレスティアル・アイランド)由来と語る。ウルヴァリンへ結合した分は別経路。 | マクレインの戦時研究から生まれ、ウルトロンのボディで誌面デビューする人工合金。 | |
| 素材 | ヴィブラニウムとは別物。円盾はヴィブラニウム製。二次ではヴィブラニウムを上回る不壊の金属とされる。公式トレーラーは国際対立の資源として名を出す。 | キャップの盾はヴィブラニウムを含むプロト・アダマンチウム。トゥルー・アダマンチウムはヴィブラニウムなしで近づけた別物。 | |
| 能力 | 映像は硬度と切断を示す。精製固体の発熱や850℃は公式の書面では確認できない。例外条件(分子再配列、南極ヴィブラニウム等)も本編の公式書面では定義しない。 | 硬化後はほぼ破壊不能。ただし分子再配列装置や南極ヴィブラニウム、一部の強力な力には弱い。 |
- 観点
- 起源
- MCU
- 製法と発明者の公式Web解説は薄い。公式トレーラーは国際対立の資源として名を出す。EWのネイト・ムーアはティアマット(セレスティアル・アイランド)由来と語る。ウルヴァリンへ結合した分は別経路。
- 原作
- マクレインの戦時研究から生まれ、ウルトロンのボディで誌面デビューする人工合金。
- 観点
- 素材
- MCU
- ヴィブラニウムとは別物。円盾はヴィブラニウム製。二次ではヴィブラニウムを上回る不壊の金属とされる。公式トレーラーは国際対立の資源として名を出す。
- 原作
- キャップの盾はヴィブラニウムを含むプロト・アダマンチウム。トゥルー・アダマンチウムはヴィブラニウムなしで近づけた別物。
- 観点
- 能力
- MCU
- 映像は硬度と切断を示す。精製固体の発熱や850℃は公式の書面では確認できない。例外条件(分子再配列、南極ヴィブラニウム等)も本編の公式書面では定義しない。
- 原作
- 硬化後はほぼ破壊不能。ただし分子再配列装置や南極ヴィブラニウム、一部の強力な力には弱い。
注記
FOX版『X-MEN』(2000年)以降の実写でも爪と骨格は繰り返し描かれる。それらは別宇宙の映像であり、MCU本編の初出には数えない。
Marvel.com の作品ページとディズニー公式のあらすじは、アダマンチウムの名を出さない。固有名の確認は、Rotten Tomatoes Trailers が転載した Get Tickets Now の台詞による。Marvel Entertainment 公式の同名クリップ(5PSzFLV-EyQ)には、この台詞は入っていない。[Marvel.com Brave New World(固有名なし)][ディズニー公式 ブレイブ・ニュー・ワールド(固有名なし)][Rotten Tomatoes Trailers 転載(Get Tickets Now。アダマンチウムの台詞)][Marvel Entertainment 公式 Get Tickets Now(アダマンチウムの台詞なし)]
ネイト・ムーアはEWで、BNWのアダマンチウムをティアマット(セレスティアル・アイランド)由来とし、X-MENへの地ならしだと語っている。作中のティアマット起源と地ならしは取材出典つき。Marvel.com / ディズニー公式の作品ページには固有名がない。[EW ネイト・ムーア(起源と地ならし)]
ファンの考察BNWのアダマンチウムを、ウルヴァリンの登場やX-MEN合流の伏線と読むのは本編で公式に確認されていない考察である。「ウルヴァリンが登場する」「X-MENに合流する」とは断定しない。

